寒い季節は肌トラブル増加?肌のバリア機能とは?  |  お悩み専門イザヴェル公式オンラインショップ

  • TOP
  • 新着情報
  • 寒い季節は肌トラブル増加?肌のバリア機能とは?

寒い季節は肌トラブル増加?肌のバリア機能とは?

 

肌の潤いは、肌に最初から備わっているバリア機能によって維持されています。

しかし、寒い季節で乾燥肌になってしまうと、皮脂の分泌が減少します。

それが、バリア機能が弱まっている証拠なのです。

そのまま放置してしまうと、様々なトラブルを引き起こす原因になりかねません。

今回は、肌のバリア機能や低下してしまう原因や対処法について解説していきます。

肌に必要不可欠なバリア機能とは

バリア機能は、皮膚の表面にある角質層に備わっている保護機能です。

皮脂膜、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質という3つのバリア機能があります。

それぞれの機能はどのようなものか解説していきます。

〈皮脂膜〉

皮脂膜は角層の表面にあり、汗と皮脂から構成されています。

健康な肌であれば持っている機能です。

摩擦や乾燥、細菌などの外的刺激から保護してくれることが主な役割となっており、

角層に含まれる水分が蒸発することを防ぐ働きも有しています。

〈天然保湿因子〉

天然保湿因子(NMF)は、角層の内部に存在しています。

化粧水などに含まれている水分や保湿成分を蓄えるという役割を担っています。

〈細胞間脂質〉

細胞間脂質は、セラミドが主成分です。

角層細胞同士の隙間をレンガの間に使われるセメントのように埋めています。

細胞同士をつなぎとめることにより、角層内部の水分を保持することが役割です。

この3つの保護機能が私たちの肌を守る為に働いてくれています。

なぜバリア機能が弱まってしまうのか?

私たちの肌のバリア機能は、水分と油分のバランスが保たれている時に正しく働きます。

バランスを保ち続けることが理想的ですが、

紫外線によるダメージや摩擦、間違えたスキンケアなどにより弱まってしまいがちです。

寒い時期は特に肌が乾燥しやすいですが

乾燥は特にお肌のバリア機能を低下させる大きな要因となってしまいます。

バリア機能が弱まることで皮膚膜が薄くなってしまったり、角質のキメが乱れたりするのです。

そうなると、肌の内側にある水分が蒸発し、さらに乾燥が進むという負のループに陥ります。

ターンオーバーの乱れも、バリア機能を低下させる原因のひとつです。

正常なターンオーバーができていれば、健康的な肌を保てます。

しかし、スパンが早すぎると水分を蓄える機能が弱くなったり、

逆に遅すぎると古い角質が残ってざらつきの原因になったりします。

睡眠不足や栄養バランスの乱れがターンオーバーの乱れにつながるため、生活習慣の見直しも重要です。

バリア機能を回復させるには?

肌が本来持っているバリア機能は、スキンケアによって回復させることができます。

どのようなスキンケアが回復に効果的なのかみていきましょう。

肌を清潔に保つ

バリア機能が低下していると、

化粧品に配合されている成分やアレルゲンとなり得る物質が付着した時、

思いがけない肌トラブルにつながる可能性もあります。

朝と夜は正しい方法で洗顔し、肌を清潔な状態に保つことを意識しましょう。

クレンジングや洗顔料は、洗浄力が強いと皮脂を取り除き過ぎてしまいます。

皮脂が少なすぎる状態だと肌のバリア機能は弱まってしてしまうので、

できるだけ肌に優しいタイプのものを選んでみてください。

洗顔時は、泡立てて包み込むように洗うこともポイントです。

流す際はぬるま湯で洗い流すと肌への負担を軽減できます。

 

乾燥しないようにする

乾燥してしまうと、それだけでバリア機能は弱くなってしまいます。

特に寒い時期は乾燥しないように、水分と油分のバランスがとれた状態をキープするのが理想です。

キープし続けるためには、毎日の丁寧なスキンケアを継続する必要があります。

自分の肌に合う化粧水や乳液、美容液などを見極め、使用するようにしましょう。

スキンケアアイテムの中には、パラベンやアルコール、着色料などが配合されているものもあります。

これらは、バリア機能が弱くなった肌にとって強い刺激を与え、負担になってしまいます。

そのため、配合されている成分も要チェックです。

また、アレルギーテスト済みの表示がされているものを選ぶこともおすすめです。

 

ハンドプレスで化粧水をしっかり染み込ませる

化粧水を付ける時は、手のひらで両手を包み込むようにハンドプレスしましょう。

コットンの使用が刺激になってしまうという理由で、手で化粧品を付ける方もいるでしょう。

そのようにする場合、手もしっかり保湿し、柔らかくしておくことがポイントになります。

ハンドプレスをすると、より浸透感が高くなります。

肌に水分がしっかりと入り込めば、バリア機能の低下を防げるので、ぜひ試してみてください。

回復させるには、このような方法があります。

それぞれに合っているスキンケア方法があるため、一概には言えません。

しかし、回復に役立つ方法なので、乾燥などが気になっている場合はお試しください。

 

まとめ

冬は肌が乾燥しがちで、肌のバリア機能もどんどん低下していってしまう季節です。

肌のバリア機能を回復させて、冬の間も美肌でいたいですよね!

少しの努力で、肌の状態は良いものに変えていくことができますので、

日々のスキンケアから意識していきましょう♪

 

この記事を書いた人

About

谷

美容大好きで今まで自己流で探求を続けてきましたが、
美容業界に入ったからには
根拠に基づいた美容法を追求していきたいと思い、
日々アンテナを張り続けています。
皆様の為になる情報を発信していきたいです。

QUEEN OF HEARTS×イザヴェル『ハッピー...

一覧

保湿の重要性

関連記事

マスクの季節到来!マスク崩れを防ぐコツ

今だけのとっておきギフト♪クリスマス期間限定豪華セッ...

乾燥に負けない!冬のお肌を守る方法