冬の始まり、今すべき肌ケア
11月になり、寒さが増してきたことで冬の足音を感じている方も多いのではないでしょうか?
気温が下がるにつれて、お肌の乾燥や肌荒れ、くすみも気になってきた頃かと思います。
今回は、寒くなってきた今の時期に出来る肌ケアをご紹介致します!
目次
乾燥が厳しくなる今、行いたいケア
11月に入ると日に日に気温が下がり、一段と冷え込んできます。
ぐんぐん潤いを補給して肌荒れ対策を!
11月は日によって気温の高低差が激しかったり、
室内と外との温度差を感じやすかったりする季節です。
寒暖差が生じると、正常な保湿機能を果たしてくれる「酵素」が皮ふ細胞内から減少してしまい、
肌本来が持つうるおいバリア機能が不調に傾き、乾燥や肌荒れを引き起こしてしまいます。
寒暖差による揺らぎを感じる際は、『うるおいを受け入れやすい肌に整えるアイテム』
を取り入れるのがおすすめです。
お肌に潤いが入っていきやすいように導入美容液を肌ケアに取り入れて、
ぐんぐん水分を取り入れましょう。
気になったらすぐにこまめな保湿ケアを!
これからの季節はとにかく「肌を乾燥させない」ことが重要です。
湿度が低下することで、うるおいを補給してもすぐに乾きを感じてしまうようになります。
その乾燥環境は室外だけでなく、室内ではエアコンの影響による乾燥も。
肌の乾燥が気になったときにいつでもどこでもケアできる持ち運び可能なアイテムで、
こまめな保湿ケアを心がけましょう。
肌にサッと潤いを与える保湿ミストは、冬の乾燥対策にピッタリ!
ミストが肌にスーッと行きわたり、乾燥した肌に瞬時にうるおいを与えます。
日中乾燥を感じた時はもちろん、メイクの上からもシュっとして潤い肌を取り戻しましょう!
お家で血行促進しながら保湿ケアを!
気温が低い場所に長くいると肌が冷たくなって、
室内に入ってもなかなか暖かくならないことがありますよね。
すると血行が悪くなり、肌全体の働きが鈍ってしまいます。
そんな肌悩みには、保湿力にすぐれ、血行を促すマッサージなど、
スペシャルケアを取り入れるのが効果的。
肌本来が持つ「潤う力」をサポートしながら、乾燥環境に負けない肌を目指していきましょう。
クレンジングも血行促進に効果的な、肌になじませると温かさを感じる
温感タイプのクレンジングにチェンジ!
ホットマッサージをするように使うことで、乾燥でこわばった肌をほぐします。
寒い日も心地よくケアがで切るのでおすすめです。
乾燥対策を食事から
乾燥対策には、お肌に潤いを与える食事を摂ることも効果的です。
健やかな肌を維持するためには、栄養バランスのとれた食事が欠かせません。
食事が不規則になって栄養が偏ると、体調を崩すだけでなく、
潤いのある健やかな肌も維持できず、乾燥肌を招いてしまうのです。
そこで今回は、乾燥肌を改善し、健やかな肌へ整えるために積極的に摂取したい栄養素や、
含まれる食材をご紹介します!
タンパク質
肌の細胞の原料となり、ターンオーバーを活発にします。
また、タンパク質の中には肌の弾力を保つコラーゲンも含まれているため、
ハリと弾力のある健やかな肌には欠かせない栄養素です。
〇含まれる食材
肉、魚、大豆、大豆製品、卵
ビタミンA(ベータカロテン)
肌や粘膜に潤いを与え、さらに、ターンオーバーのサイクルを整える働きがあると
考えられています。
緑黄色野菜に含まれるベータカロテンは、体内でビタミンAに変換されます。
〇含まれる食材
レバー、ニンジン、小松菜、ほうれん草
ビタミンB2、6、12
肌のターンオーバーを整え、肌荒れを防いでくれるといわれています。
〇含まれる食材
ビタミンB2…豚レバー、納豆、モロヘイヤ
ビタミンB6…鶏むね肉、マグロ、ニンニク
ビタミンB12…アサリ、牡蠣
ビタミンC
肌の弾力を保つコラーゲンの生成を促します。
また、体内の活性酸素を除去する働きがあり、肌をダメージから守ってくれます。
〇含まれる食材
柑橘類、イチゴ、キウイ、ブロッコリー、小松菜
ビタミンE
肌の血行を促進し、ターンオーバーを促すことで、
肌のバリア機能を高めてくれると考えられています。
活性酸素を除去する働きもあり、肌へのダメージを防いでくれる効果も期待できます。
〇含まれる食材
豆乳、アボカド、イワシ、いくら、アーモンド
食事の摂り方のポイント
乾燥肌を招かないためには、栄養バランスのほかにも気を付けたいポイントがあります。
以下の点を意識して、食事の摂り方を見直していきましょう!
さまざまな食材からタンパク質を摂る
ビタミンや必須脂肪酸がしっかり摂れても、肌の原料となるタンパク質が不足していては、
潤いのある健やかな肌へと生まれ変わることはできません。
タンパク質の不足を回避するには、毎食、タンパク源となるおかずを1~2品取り入れるとよいとされています。
ただし、大好きなお肉ばかり、手軽な卵料理ばかりなど、ひとつの食材に偏ってしまうと、
ほかの栄養素が不足してしまいます。
朝は納豆や卵、昼食は肉、夕食は魚など、
さまざまな食べ物からバランスよく摂取することを心がけましょう。
野菜を多く摂る工夫
野菜は生のままだとカサがあるため、一度に多くを摂るのは難しいです。
サラダばかりでなく、加熱調理した料理で野菜のカサを減らせば、効率的に摂取できます。
鍋やスープ、炒め物や煮物など、さまざまな野菜がまとめて食べられる料理を積極的に食べましょう。
特にニンジンやほうれん草に含まれるビタミンA(ベータカロテン)は、
油と一緒に摂取することで吸収率が上がるため、炒め物がオススメです。
忙しい朝は、果物やヨーグルトと一緒にミキサーにかけて、
ジュースやスムージーにして摂ると良いでしょう。
ファストフードを避ける
手軽で便利なファストフードは、時間がない時やちょっとお腹が空いた時などについ利用してしまいがちです。
しかし、メニューの内容をみると、糖質と脂質が多くビタミンやタンパク質が少ない傾向があり、
頻繁に利用していると栄養素が偏ってしまいます。
ファストフードの利用はできるだけ避け、手作りのお弁当や、栄養バランスのよい食事を食べるようにしましょう。
お腹が空いて何かつまみたい時は、ドライフルーツやナッツ類、果物やヨーグルトなど、
栄養価の高い食べ物もオススメです。
まとめ
11月は本格的に気温が下がり始める時期。
真冬になる前にお肌へのケアを始めて、今から潤いをチャージをするのが大切です!
今回のコラムで挙げた方法を取り入れて、今の時期から冬に向けた肌づくりをしていきたいですね。