寒くなると肌がくすむ理由
寒い時期になると、肌のくすみが目立ってくるというお悩みを
お持ちではありませんか?
夏よりも冬に肌がくすむという方も多いようです。
今回はそんな肌のくすみの原因と対処法をご紹介していきます。
目次
くすみの原因
寒い時期には肌くすみの原因が一気に増加します。
どんな事が理由になるのでしょう。
血行不良
人間は気温に関わらず体温を一定に保つ機能を備えています。
その為、皮膚の温度センサーによって寒さを感じると、体内の熱が奪われるのを防ぐために
自律神経が働いて血管を収縮させ、血流を減少させることで肌表面の温度を低く保とうとします。
これが血行不良の原因となり、お肌をくすませてしまいます。
角質肥厚
寒さによって血行不良になると、肌細胞のひとつひとつに栄養が行き渡りづらくなります。
すると、肌の生まれ変わりのリズムが乱れ、古い角質が剥がれ落ちにくくなってしまうのです。
角質細胞は色がやや暗いので、厚くなるとどんよりくすんで見えてしまいます。
乾燥
湿度の低い外気に肌の潤いが奪われて乾燥すると、
バリア機能が低下し、肌は自らを守るために角層を厚くして潤いを保とうとします。
また、肌に水分が足りないとそれだけで透明感が失われ、くすんで見えます。
くま
目の周りは皮膚が薄く、毛細血管がたくさん通っているという特殊な部位です。
その為、全身の血流が滞ったり、皮膚が冷えて毛細血管の血流が悪くなると
うっ血し、青黒いくまになります。
青白いくまがあると顔全体の印象もどんよりとさせます。
くすみ改善に効果的なこと
3首を暖かく覆う
首・手首・足首という3か所は、大きな血管やリンパ節などが集まっているため、
ここが外気で冷えてしまうと全身が温まりにくくなります。
すると血行不良によるくすみが悪化してしまう為、
3首をしっかりと覆って暖かく保つ事で血行不良を防ぎましょう。
運動する
ワークスタイルの変化でリモートワークやオンライン会議で
歩く時間が減ったという方も多いかもしれません。
これにより下半身の筋肉量が低下し、より冷えやすくなった方も。
冷えはくすみの原因ですので、意識的に歩いて運動するなど
筋肉量を増やして冷えにくい身体を目指しましょう。
栄養バランスを整える
炭水化物が多くたんぱく質の少ない食事や、甘いものは体を冷やします。
血液や筋肉量を増やし、血流を良くするには、運動不足解消と合わせて
食事の内容も意識することが大切です。
たんぱく質と共に野菜をしっかりと摂るようにしましょう。
生野菜は体を冷やす原因ともなりますので、
茹でたり焼いたり温かい状態で食べたいですね。
まとめ
段々と寒くなってきた今日この頃、
寒さによる冷えはくすみの原因になるので、身体を温めて血行不良を防ぐことを意識していきたいですね。
これからの時期は意識的に身体を温める努力をしていきましょう。