あなたも「腸活」してみませんか?
「腸活」という言葉はご存じでしょうか?
近年注目され始め話題となっている健康・美容法の一種ですが、
いまいちどういったものなのか分からないという方も多いのではないかと思います。
今回はそんな「腸活」に迫っていきたいと思います。
目次
腸活とは?
「腸活」とは、腸の中から健康を見直していこうという考えを基にした活動のことです。
外側からのケアももちろん大切ですが、
腸内環境を整えることで、便秘解消にもなり、体の循環が良くなり内側から健康へと導きます。
健康だけではなく、ダイエット効果、ニキビ対策にもつながります。
健康なカラダづくりに役立つ「腸活」は美肌づくりにも通ずるのです。
どんな方法があるの?
「腸活」にはどんなものがあるのでしょうか?
代表的なものをご紹介します。
腸もみ
「腸もみ」とは、お腹をもんで直接腸を動かすことをいいます。
両手をお腹の上に重ねておき、腸の流れに沿って、
時計回りに円を描くようにぐるぐると、約20回。
強く押さずにやさしくなでると、お腹も温まって気持ちも和らぎます。
腸が刺激されることで便秘解消、冷えやむくみの改善にもなります。
適度な運動
筋肉を鍛えることで血行がよくなり、胃腸や脳に酸素と栄養素が行き届きやすくなります。
さらに、筋肉をつけることで姿勢もよくなり、内臓は圧迫されず本来の機能を発揮しやすくなります。
〈ウォーキング〉
しっかり足を動かしながら歩くことで、便を押し出す役割を担う腸腰筋が鍛えられます。
ただし無理のない程度に続けることが大切です。
〈足上げエクササイズ〉
片方ずつ足を上げる、椅子に座ったまま足踏みをするなど、
いくつかのバリエーションを組み合わせて構成すると効果的です。
正しい姿勢を保ちながら丁寧に足を動かすことで、腸腰筋が的確に鍛えられます。
睡眠
腸と脳は密接な繋がりがあります
「腸脳相関」と言われるほどお互いに強く影響しあっていることが分かっています。
緊張などのストレスでお腹が痛くなるのもひとつの例です。
そのため、自律神経が乱れる生活をしていると腸内の働きも乱れ、
便秘になったり、お腹をこわしたりすることがあります。
質の良い睡眠をとって、自律神経を整えることも腸活には大切なのです。
アルコールは入眠しやすくしてくれますが、睡眠の質を悪くします。
また睡眠直前のパソコンやスマホもブルーライトが脳を刺激し「メラトニン」生成を妨げるので控えましょう。
食事
食品添加物や有害物質などを100%避けきれない現代では、
デトックス効果のある食材を取ることが大事です。
食物繊維は有害物質を絡め取って便として排出し、
その他の毒素は、玄米や緑茶などのキレート作用によって排出します。
断食は腸内環境を改善するので、1日1食と する「毎日断食」も効果的です。
おススメの食べ物
腸と切っても切り離せないのは食。
「腸活」に良い食べ物は一体何でしょうか?
食物繊維を含む食材
食物繊維といっても、「水溶性食物繊維」の方が
善玉菌のエサになりやすいのでこれを意識して摂りましょう。
ただし、腸内にはたくさんの菌がいた方がいいので、
これらを含めつつ他のものも取り入れるのがベストです。
身近なものですと、バナナやりんご、柑橘類等の果物、わかめ、きのこ、納豆等です。
発酵食品
ヨーグルトや、納豆、チーズ、味噌、ぬか漬けなど
発酵食品に含まれる乳酸菌が腸内にとどまり便秘や下痢を改善します。
この際、食物繊維の含まれる食材も一緒に摂るのが大事です。
普段食べている白米を、食物繊維の豊富な玄米に変えるのもオススメです。
まとめ
健康と美肌のために有効な「腸活」。
食べるものを意識したり、腸に良い生活をすることで、
健康的に美しくなれたら嬉しいですよね。
脳と腸は繋がっているともいわれるほど密接に関わっているため、
腸内環境が整えば、気分も良く元気に過ごせることと思います。
ぜひ皆さんも日常生活に取り入れてみてください!