紫外線対策とアフターケア
梅雨が始まりましたが、梅雨が明けたらすぐ夏ですね!
紫外線が気になる季節がやってきますが、紫外線対策していますか?
紫外線がなぜシミの原因になってしまうのか、紫外線対策&アフターケアをまとめていきたいと思います。
目次
シミの原因「メラニン」とは?
シミができるまでのメカニズム
2種類のお肌タイプ
人の肌には紫外線を浴びて赤くなるタイプとすぐに黒くなるタイプの2種類のタイプのお肌に分かれます。
サンバーンタイプ
サンバーンは、日焼けをするとすぐに赤くなるお肌タイプ。
赤くなってしまうタイプの方は、もともと体の中にメラニン色素が少なく黒くなりにくいです。
ですが、メラニン色素が生成されるのはお肌を守るためなので、そのメラニン色素が少ないということは、他のところでダメージを受けやすいので黒くはなりにくくても細胞のダメージをおっている可能性があります。
日焼けのあとに、お肌が火傷をしたように真っ赤になる・水ぶくれになるなどのトラブルが起きやすいのもこのお肌のタイプの人です。
サンタンタイプ
紫外線を浴びた後に、すぐ黒くなるのが「サンタン」というタイプの人。
もともとお肌の色が黒い人は、サンタンタイプであることが多いです。お肌が黒いと言うことは、それだけメラニン色素が多いということになります。
日焼けしやすいのも、このサンタンタイプの人です。
サンタンタイプの人は、紫外線を浴びたときに黒くなりやすく、さらにシミやシワにもなりやすいです。
紫外線対策
紫外線は、お肌のシミやシワ以外にも深刻なダメージを与える可能性があります。
白内障や皮膚がんの可能性まであるんですよ…
紫外線をあびる前の対策
冬でも紫外線はあるので年中日焼け止めを塗ることをおすすめしています。
日焼け止めの塗り方のポイント
●保湿ケアしてから塗ること!
お肌が乾燥していると、うるおいバランスが崩れて皮脂の分泌が過剰になることがあります。そのため保湿ケアを十分にせずに塗ると、皮脂崩れの原因に。化粧水の後は、乳液などでうるおいをとじこめてから日焼け止めを塗りましょう。
●ムラなくぬること!
日焼け止めは、まず顔の5カ所(両ほお、額、鼻、あご)に置いてから、全体にムラなくになじませることがポイント。最初から両手のひらですり合わせ、顔を包み込むように塗ると、全体に行き届かず、塗り忘れやムラづきの原因になりますのでやめましょう。
●使用量を減らさないこと!
べたついてしまうからと日焼け止めの使用量を減らすと、十分な紫外線防御効果が得られません。たっぷり厚めに塗りましょう。
●外出する20分前に塗る事!
日焼け止めの効果を発揮するのは20分と言われています。さらに紫外線は窓ガラスを通過するため、家にいても油断は禁物。また洗濯物を干す、ゴミを出すなど、ほんの少し浴びた紫外線の蓄積が肌にダメージを与えます。日焼け止めは外出の直前に塗るのではなく、朝のスキンケアの一環として行いましょう。
日焼け後のケアが重要!
日焼け止めを塗って、それだけで「大丈夫」と思い込んでいませんか?
実は、アフターケアもとっても大事です。日焼けのダメージをできるだけお肌に残らないようにしてあげなければなりません。
72時間以内のケアが重要!
シミはすぐに出てくるものばかりではなく、何十年も経ってから出てくるものが多いです。
忘れたころにシミは浮き出てきます。
日焼けをしてから、そのダメージがお肌に定着するまでの時間は72時間!!
日焼けをしたら、72時間以内にしっかりとケアをしましょう!ケアをすることで、日焼けのダメージを最小限に抑えられる可能性があります。
日焼けをしたお顔と体をしっかり冷やす!
日焼けをすると、ヒリヒリしますよね。これは火傷と同じ状態です。
火傷をした時も肌が赤くなってヒリヒリと傷みますが、同じことが日焼けによってお肌に起きてしまっています。
日焼けをしてしまったらすぐに冷やしてあげください。
冷たい水や、氷をくるんだ濡れたタオルを使うと手軽に冷やせます。
肌が熱を持った状態が収まるまで、じっくりと冷やしてあげてください。
これだけでも、お肌へのダメージを食い止めることができます。
日焼け止めやメイクはしっかり落とす
日焼けをしたお肌から、日焼け止めやメイクをしっかり落としましょう。
酷い日焼けをするような状態だと、お肌から汗がたくさんでるために「メイクも日焼け止めも落ちた」と思いがちですが、少しでも残っている成分を落とすことが大事です。
ただでさえ日焼けでダメージを負ってしまっているお肌に、日焼け止めやメイクの残りがあることは「汚れ」となってお肌に悪影響を及ぼしかねません。
また、メイクや日焼け止めは油分が含まれているものが多く、皮膚に残っていると化粧水や保湿のためのローションが肌に浸透しにくくなる可能性もあるため、きちんと落としておく必要があります。
いつも以上にお肌に刺激を与えないように、いっぱいの泡で優しく洗いましょう。
とにかく保湿を!
日焼けをした状態のお肌は、炎症を起こしているのと同じ状態です。
バリア機能も低下し、乾燥しやすくなっているお肌を助けるには、保湿重視のスキンケアをしてあげることが必要です。
できれば、美白に重点をおいたものを選びましょう。
美白効果があるスキンケアアイテムは、白いお肌を守るためにメラニン色素が増えるのを防いでくれるだけでなく、日焼けによるダメージが蓄積されることも軽減してくれます。
注意したいのは、効果が高いからといって成分が強いものを使わないこと。
成分が強いものを使うと、それもまたお肌へのダメージにつながってしまいます。日焼け後のデリケートなお肌だと、ダメージがさらに広がることもあるので、自分に合ったものでケアをしましょう。
体の中からもアフターケア!
日焼けをすると、体には活性酸素が発生します。活性酸素があまりに活発になってしまうと、体が酸化してしまい、老化につながることも。
それを防ぐためにも、活性酸素を抑える抗酸化作用のある食べ物を摂取することが大切です。
注目なのが「リコピン」
リコピンには高い抗酸化作用があり、メラニン色素の生成も抑えてくれるという役割があります。リコピンは、トマトにたくさん含まれています。
リコピンは加熱した方が量は多くなるため、トマトを食べる際はミートソースやスープにして摂取しても◎です!
その他の取りたい栄養素
- ビタミンC…ビタミンCは、抗酸化作用があることで良く知られている食べ物です。
- ビタミンE…こちらも、抗酸化作用が高い成分です。摂取するときは、ビタミンCを含む食べ物と一緒に食べるとより高い効果が得られます。
- ビタミンA…乾燥肌の予防に効果がある成分です。もちろん抗酸化作用もありますので、ビタミンCやEと一緒にAも忘れずに体に入れてあげましょう。
手に負えない日焼けは皮膚科・美容皮膚科にSOS
日焼けがあまりにもひどく、痛みや赤みが引かない場合は、皮膚科や美容外科に行きましょう。
日焼けのケアもしつつ、美白も目指したいという人は、できれば美容皮膚科を選ばれると良いでしょう。
美容皮膚科では、日焼け後のケアとして高い濃度のビタミンC点滴などを受けることができ、より強力なお肌のフォローをしてもらうことができます。
まとめ
私は、すぐお肌が黒くなってしまう「サンタン」タイプです。普段から紫外線を浴びることが多いので、年中少し黒めです。学生時代にも気にせずお肌をやいてしまっていたので、今になってシミが出てきてしまっています…これ以上増やさないためにも正しい紫外線対策をして備えたいと思います。
日焼けはシミ以外にも、隠せないシワの大きな原因にもなります。シミは化粧でごまかせてもシワはごまかしきれません!こんがり健康的なお肌も素敵ですが、後悔のないよう適度にしましょう!