幹細胞について
エステや医療で再生美容・再生医療として大注目されている『幹細胞』。
でも実際にはよくわかっていなかったり…そこで今回は、幹細胞に関して掘り下げてみたいと思います。
目次
そもそも幹細胞とは?
動物や植物などは、細胞からできています。この細胞が、臓器や皮膚・髪等を作ります。
人は、約37兆個の細胞からできていると言われています。
「幹細胞」とは、この細胞達をつくるおおもとの細胞になります。
「幹細胞」が分裂・増殖の働きをすることで、新しい細胞が生まれ、また古い細胞が再生をします。
なぜ美容に幹細胞が効果的なのか?
幹細胞の働きとして一番わかりやすいのが「ターンオーバー」再生です。
髪やお肌を美しく保つために必要不可欠なのが、このターンオーバーです。
きちんとした周期でターンオーバーを行う事ができればお肌や毛髪を美しく保つことができますが、年齢と共にこのターンオーバーの周期が長くなり、乱れやすくなります。
これが肌荒れや抜け毛・老化現象につながっていきます。
アンチエイジングにはターンオーバーの促進が重要になります。
お肌のターンオーバーって具体的にどんなこと?
ターンオーバーとは、肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりのことをいいます。
お肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」からなります。「表皮」も4種からなっていて、「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」で出来ています。
基底層で生まれた細胞は形を変えながら表皮に押し上げられていき、最後はアカとなって自然と剥がれ落ちる構造です。
このサイクルをターンオーバーといいます。
ターンオーバーの周期は、若ければ若いほど早いです。だから若いときはお肌がぴちぴちなんですね。年齢を重ねるほどターンオーバーが遅れてしまい、シミ・シワすべてのお肌のお悩みに直結してきます。
(ターンオーバー周期)
20代 …約28日周期
30代 …約45日周期
50代 …約75日周期
ターンオーバーの周期=自分の年齢×1.5~2が自分のだいたいのターンオーバーの周期だそうです。
お化粧品によく使われている幹細胞の種類
化粧品等でよく見かけるのがこちらの2つです。
・植物由来幹細胞
・ヒト由来幹細胞
同じ幹細胞ですが、植物由来とヒト由来ではまず細胞自体の仕組みが全く異なります。
美肌・美髪の秘訣は、幹細胞が元気な細胞を作り出すことにあり、この作り出された細胞がポイントになります。しかし、その細胞の働きが変わってしまうと、効果自体が変わってきてしまうのです。
ヒトと植物の細胞の仕組み
・植物の細胞の仕組み
植物細胞の仕組みは、細胞膜のマイクロチャンネルという経路を通じて命令物質が出入りする仕組みになっております。
・人の細胞の仕組み
先程もお話したように幹細胞が分裂・増殖を行う事で、新しい細胞や再生を行います。
人の細胞の働きは、細胞の鍵穴(レセプター)があり、そこに物質の鍵(リガンド)が一緒になり、細胞活性化をします。
この活性化が非常に重要で、元気な細胞ほど美しい肌や髪を作ります。
植物の場合は、この細胞活性化が行われないのです。
ヒト由来の幹細胞は再生美容とも言われているのでエイジングケア、育毛などに適しています。
一方、植物由来の幹細胞は、抗酸化作用やお肌にうるおいを与えます。
お化粧品原料のヒト幹細胞とは?
お化粧品に入っている「ヒト由来の幹細胞」は実際に人から採取された幹細胞です。
主にこの5つになります。
・脂肪幹細胞
・骨髄幹細胞
・繊維芽幹細胞
・神経幹細胞
・羊水幹細胞
一番多く使用されているのが、脂肪幹細胞になります。
化粧品原料の名前は「ヒト脂肪細胞順化培養液」になります。
幹細胞とは表示されないのです。
なぜかと言うと、実際に人から採取した幹細胞は精製、除外し培養した成分になります。
精製し、除外してしまいますので、この時点で幹細胞は取り除かれてしまっていると考えられます。
しかし、この順化培養液にも多くの成長因子やアミノ酸の美容成分が含まれているので美容には効果的です。ただ、幹細胞の働きはしないのではないかと考えられています。
そこで、より効果的な独自成分の開発に成功しました!
独自成分【ヒト型幹細胞SCF】
上記で説明したように、幹細胞自体の働きは美容・医療に非常に効果的です。しかし、化粧品にした場合に幹細胞の本来の《再生》の働きをさせることが難しいと考えられます。
そこで、独自開発した「ヒト型幹細胞SCF」は、人と同じ遺伝子構造の幹細胞成長因子をバイオ合成した成分になります。
成長因子とは?
成長因子とは、細胞の増殖を手助けする成分です。細胞があってもこの成長因子がないと増殖はしません。
ご飯を食べていない人は元気もでないですし、成長もしませんよね。成長因子はいわば、車がちゃんと動くためのガソリンみたいなものです。
つまり、人の幹細胞が正常に分裂・増殖するにはこの幹細胞成長因子が非常に重要になります。
「ヒト型幹細胞SCF」の効果は?
幹細胞成長因子に着目し、研究を重ね完成させたのが「ヒト型幹細胞SCF」になります。
なんと、通常の幹細胞成長因子の濃度を500倍にすることに成功しました。
この「ヒト型幹細胞SCF」は、濃度が濃いため毛を作る色素幹細胞にも働きかけてしまいます。
そこで、まつ毛・まゆ毛の原液美容液として化粧品にしました。
ステムラッシュ
「ヒト型幹細胞SCF」と4つの成長因子を配合することで、より濃度も高くまつ毛とまゆ毛のトータルケアを実現しました。
https://shop.izavell.com/item_category/stemlash/
まとめ
私は、ずっとまつ毛エクステ―ションを付けていました。
まつ毛が少ないという事はなく、両目で約160本つけていました。(多い方みたいです)
それが、ステムラッシュ使うようになってから1カ月後には180本に増えていました。
まつエクの持ちも長持ちするようになり、サロンのお姉さんに褒められるまでに成長しました。
今はまつ毛が増えすぎてしまい、まつエクつけると気持ち悪いので、まつ毛パーマにして自まつ毛をいかしています。増えていることもありますが、まつ毛が丈夫になったと実感しています。
本当に太く濃くなるのでマスカラもほぼしていません。私は実感し始めるまで2カ月弱はかかりましたが、今は必需品になっています。
まつ毛とまゆ毛のケアはお肌に比べやらない人が多いですが、毎日のマスカラやビューラーやパーマ等でまつ毛は実は相当傷んでいます…弱ってからだと回復が大変なのでケアしていない方は是非ケアしてみてください!