ハイドロキノンは純度が命
シミにお悩みの方は多いと思います。私もうっすらここにも、そこにも。
シミがあるだけで顔の印象もガラリと変わります。いつまでも若々しい印象でいるために
あるシミは消す努力をして、未来のシミは極力つくらないようにすることが大切です。
目次
シミのできる原因
シミのできる原因は
・紫外線
・老化(ターンオーバーの乱れ)
・傷跡などが色素沈着になる
などさまざまです。
ターンオーバーが正常におこなわれている肌では、黒色メラニンも古い角質とともに皮膚の表面に押し上げられ、排出されます。ところが年齢や肌ダメージが原因でターンオーバーのサイクルが遅くなると、黒色メラニンは皮膚の中にとどまります。そして、排出されずに残った黒色メラニンが溜まり、色素沈着を起こしてシミとなります。
シミが消えない原因
何を使っても消えないから、もういい!と言われる方もいます。
肌は生きている限りターンオーバーを繰り返します。
50代でも60代でも肌はターンオーバーを繰り返しているのです。
肌のターンオーバーは28日です。
なんて甘い言葉に喜んでいてはいけません!!
これは20代の話です。
肌のターンオーバー目安
20代 28日
30代 40日
40代 55日
50代 75日
60代 90日
これは目安で、60代で肌がつやつやの方も、もちろんいらっしゃいます。
人の肌の細胞構造は人それぞれです。中には実年齢以上の肌年齢の若い方もいれば、実年齢以上に肌年齢が老けている方もいます。
シミが消える成分の入った化粧品使ってもシミが消えなかった!という、あなた。
化粧水、美容液、クリームはだいたい1本約1カ月のものが多いですよね。
そりゃそうですよ。40代は55日、約2カ月かかるんですから!
これは、がっかりさせるために書いたわけではありません。
人間の肌の細胞は毎日生まれ変わり、皮膚はターンオーバーを続けています。
だから、諦めないで続けてください!
と諦めそうな方にお伝えしたいのです。
諦めたらそこで終わりです。シミは増える一方です。
でも諦めなければ、いつかきっとシミのない透明肌に出会えるはずなのです。
デルミサとの出会い
弊社は美白商品を多く取り扱っているのですが、その中でも私的にシミにイチオシなのがデルミサです。
デルミサは1999年に発売開始されました。
社長のジェミー・ベラ―は元大手有名トイレタリー会社に勤務しており、ヒスパニック、アジア系などあらゆる人種の肌を研究してモンタニコスメティクスを開業しました。
私の恩人ともいえる社長がラスベガスの展示会でモンタニコスメティックスと出会いました。
デルミサはいち早く、純度99%ハイドロキノンを2%配合したクリームを販売しており、
世界22カ国で年間100万個のベストセラーになっていました。
私たちは15年以上、日本の代理店としてデルミサを販売しています。
なぜハイドロキノンなのか
美白に効果のある成分はたくさんありますよね。
ビタミンC
アルブチン
トラネキサム酸
などが思いつく有名成分ではないでしょうか。
特別効果の高いハイドロキノン
ハイドロキノンは天然にも存在する成分ですが、強力な還元作用があり写真の現像に使われていました。現像していた人の肌が白くなったことから美白作用のあることが発見されたのです。
ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素を阻止する働きがあり、その美白効果はアルブチンの100倍といわれています。
日本ではこれまでクリニックのみ使われてきましたが、2001年の薬事法規制緩和により化粧品に使用されるようになりました。
ただハイドロキノンは効果があるだけ強い成分です。
女性はちょっとしたことでホルモンバランスが崩れて肌荒れしたりします。
妊娠中など絶対NGではありませんが、ホルモンバランスが不安定な時は急に合わなくなることも多いので控えたほうが良いでしょう。
ハイドロキノンは純度が命
ハイドロキノンに純度があるのをご存知ですか?
一般の化粧品で何%などうたっているものは少ないと思います。
よく皮膚科や美容クリニックで処方されるハイドロキノンは試薬級いわれる純度99%以上のものです。
安定化の難しいハイドロキノン
本来は化粧品メーカーも効果を感じてほしいので純度の高いものを配合したいのですが、ハイドロキノンは効果が高いゆえに空気にふれると還元効果(美白)を起こし酸化して茶色くなってしまうという問題がありました。酸化して茶色のハイドロキノンは効果はありません。
だから今までクリニックで処方されたものは冷蔵庫保管の2週間使いきりが多かったのです。
容器は空気を通します
さらにいうと、化粧品の容器というのはエアレスや特殊な構造じゃない限り、空気を自然に通すのです。例えばプラスチックのジャー容器、チューブ容器は少しずつですが空気が中に入っていきます。サンプルでもらうアルミパウチも空気を通します。だから、もらって時間が経って使おうと思ったら中身がなかったなんて経験ありませんか?
私は韓国でもらったスキンフードのサンプルパウチの中身が蒸発して何もなくなっていた経験があります。
安定化ハイドロキノンとは
そこで新しく開発されたのが、新型ハイドロキノンまたは安定化ハイドロキノンという成分です。この成分は純度99%ハイドロキノンと他成分をまぜることでハイドロキノンの濃度を伸ばしていることにより、酸化しづらくすることに成功した成分です。
例えば純度99%のハイドロキノン2%配合されているクリームと安定化ハイドロキノンが2%配合されているクリームでは、その安定化ハイドロキノンの2%の中には純度99%ハイドロキノンが何%配合されているのかわかりません。
成分配合率は各社の企業秘密になるので教えてくれない会社さんも多いでしょう。
もし配合率が2%中0.01%だったら?
シミはいつになったら消えるのでしょうか・・・
デルミサシリーズは純度99%ハイドロキノンのみを配合しています。
日本は何%配合できるの?
ときどきご質問を受けるのですが日本に配合規制はありません。ただ、ハイドロキノンは効果もありますが肌への刺激は強めな成分です。皮膚科や美容クリニックでも最初は2~3%から処方されることが多いです。ハイドロキノンを使ったことがない人に5%を処方する皮膚科はまずありません。
%によっては肌に合わないこともある
そんな私も長い間ハイドロキノンは使っていましたが、皮膚科で6%をもらって使ったとたん赤味がでて色素沈着になってしまいました・・・
そこをまたデルミサのスキンフェイドクリームで消すはめになりました。
こういった私の例のように、何%からは肌に合わずNGということもあります。
肌が弱い方は必ず店頭などでパッチテストをすることをおすすめします。
赤味がでたら使用は中止
女性はホルモンバランスの関係で、肌が敏感な時期があります。
赤味がでたときは継続した使用はしないでください。中には体質的にハイドロキノンがあわない方もいます。
赤味のある部分や傷口に使うのはNGです。
傷跡につかいたい場合は、必ず傷が治って色素沈着になってから!ニキビ跡に使いたい場合は赤いニキビが治って、黒くなってから!日焼けをしたら赤味がひいて黒くなってから!をおすすめします。肌の赤味は炎症です。そういった時はハイドロキノンを使用しないでください。
まとめ
美白の多くの化粧品の成分の中で、ハイドロキノンは最も効果的な成分といえます。
私の50代の知り合いは手に飛んだ天ぷら油の跡が、3日で消えたと驚いていました。
そんな私も8年前に体中に原因不明の湿疹ができて、すべて跡になってしまいました。
夏だったのですが手の甲にまで色素沈着があり皮膚病のように見えて、とても嫌でした。当時は長袖を着て名刺交換も見えないように袖を手の甲まで伸ばしていました。
そんな時に毎日すがるように塗っていたのがデルミサのスキンフェイドクリームです。私の手の色素沈着は1カ月で薄くなり、2カ月目にはすごく綺麗になりました。
色素沈着ができてすぐ塗ったのも効果が早かった理由だと思います。
この経験が私がハイドロキノンをおすすめする理由です。
体は服で隠れている部分も多く表皮の下にいるシミ予備軍が少ないので効果も早いと思われます。顔は365日紫外線にあたっているので、シミ予備軍が見えないだけでたくさんいます。
前に述べた通り人間は生きている限り、肌はターンオーバーを繰り返します。
ただそれが年齢や肌コンデションによって遅くなるので、シミが消えない!と多くの方が思われる理由です。
だから諦めないで!継続は力なり!です。